米・ウクライナ協議は「生産的だった」 ジュネーブの存在感発揮
マルコ・ルビオ米国務長官とウクライナのアンドレイ・イエルマーク大統領府長官は、ジュネーブで23日に行われた和平交渉は「生産的だった」と評した。
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ルビオ氏は「我々は大きな進展を遂げた」と述べた。今回の会談は、おそらく「この(和平交渉)プロセスが始まって以来、最も生産的で有意義なもの」になるとの見方を示した。
一方でルビオ氏は、まだやるべきことが残っているとくぎを刺した。またドナルド・トランプ大統領の計画の細部にわたる調整が現在議論中だと付言した。
ジュネーブの米代表部での協議に続き、来週にも会合が予定されている。イエルマーク氏は「今後数日間、協議を継続する」と述べ、「最終決定は我々の指導者たちに委ねられる」と説明した。
ドイツ、フランス、イギリス、イタリア、欧州委員会の各安全保障顧問も週末にスイスを訪問した。
イエルマーク氏はアメリカとの協議に先立ち、SNSに「イギリス、フランス、ドイツの各国首脳の国家安全保障顧問との最初の会合を行った。我々は非常に建設的な精神で協議に臨んでいる」と投稿した。
イエルマーク氏は、今後、様々な形式で一連の会合が予定されているとも記した。「ウクライナにとっての公正かつ永続的な平和を実現するために、我々は協力を続ける」
スイス外務省のニコラ・ビドー報道官はスイス通信社Keystone-SDAに対し、アメリカ・ウクライナ双方から交渉を円滑化させるためにスイスに連絡があったと述べた。報道官は、この事実は交渉舞台としてのジュネーブの存在感を反映しているとみなしている。
ロシア側との協議は後日行われる予定だ。
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英語からのGoogle翻訳:ムートゥ朋子
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